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2008年10月18日 (Sat)
終わったああああああああああ!
……9ページ目途中、やっと終わりが近付いたと思ったところで、予告編の最後の兼続3兄弟の台詞の部分が抜け落ちていることに気づき、慌てて7ページ目に加筆。それで余計に遅れました。あそこを抜かしたままにするなんて、道理で妲己があっさり倒れたと思ったら……。
後書きは折り畳みにて。とにかく僕は寝ます。

■妲己との決着と再臨の影響について

義レンジャー1が終了し「2」の計画に入った時点で、「2」では妲己とD左近をボスに据えようという構想がすでにありました。
妲己は元々普通に連載するつもりだった「1」第3部でガラシャに化けて愛姫に接近し、悲劇の予定調和の幕を開ける役目を担っていたのですが、第3部を短期集中連載に変更した時点でプロットから妲己の出番がそぎ落とされ、特別編6のラストでどこかの世界に逃亡したままになっていました。どちらかというと妲己の方が遠呂智よりも悪ですし、決着をつけないままというのもすっきりしない……という理由で、「2」のボスキャラに抜擢することに。
D左近の方はD様過去話の最後にD世界のその後をちらりと見せる形での登場だけで実は続く予定はなかった(D世界のその後は投げっぱなしのつもりだった)のですが、拍手等で予想以上に反響があったためにこちらもボスとして抜擢。そのおかげで「2」で隠居させるはずのD様(とD三成)がまた引っ張り出されることになったわけですが、人気投票などの結果を見るからにこれは結果オーライと言えるでしょう。
「2」を書き始めたのは去年のうちでしたので、その頃は戦国2の猛将伝やら三国の5やらが出たばかりで当然再臨は出ていませんし、オロチに新作が出るという情報すらありませんでした。なので、5世界を乗っ取った妲己とその同志のD左近のツートップ体制だったのを妲己のお遊びが過ぎるせいでD左近が妲己を見限り殺害する……というのが当初の特別編10(に相当する特別編)の予定でした。
5世界は妲己が死亡した時点で解放され、D左近は何処かへ逃走。その後しばらくして「願いを叶える石」の効果で蘇りD左近の手駒とされたD世界の英傑たちを率いて義レン世界に攻め入ってくる――という風に続くはずだったのですが、丁度本編でD左近が登場した頃に発売された再臨にて清盛と悟空という魅力的な敵役が登場したため予定を大きく変更することに。
また、再臨でO慶次とO政宗が未だに遠呂智側だったこと、O兼続が彼らに悟空も加えた3人もの遠呂智側の相手と多大な因縁を持ったことにより、O慶次とO政宗が再登場しO兼続の出番も当初と比べて大幅に増えることになりました。政宗とのツンデレコンビが明確化したのもこの頃です(風邪騒動のときにすでにツンデレ発覚はしてましたが、まだ政宗とコンビにするつもりはありませんでした)。
そうやって敵役が増えた結果当初の予定よりも5世界のキャラの出番がなくなり、更に5SPで新しいストーリーや武器が増えることもあって無理に第1部のうちに全員出したりするよりは第2部で改めて登場させようと思い、妲己がいなくなっても5世界は解放されないことになりました。妲己の代わりの洗脳役は丁度清盛がいましたし。
というわけで、「妲己とD左近が敵のボス」「第1部の終わりで妲己との決着をつける」という2点以外は「2」の当初の構想とはまったく違う形になったのでした。

■最終決戦のメンバーについて

5世界は解放されないとはいえ、自分たちの世界を支配している相手を倒しに行くのですから5世界の人間が行かないはずがありません。となると5世界の13人は確定し、義レンジャーが行かないわけがないのでこの7人も確定。因縁的に兼続3兄弟は揃っている必要があるのでO兼続も確定となると、この時点ですでに21人になってしまいます。更にこれに伏犠が加わりますが、彼は仙人ということで傍観者に徹してもらうことは最初から決めていました。
これに更に【ダテーズ】や【2人は宿敵 新世代】、実頼辺りを加えてもよかったのですが、そうすると人数が多すぎて必然的に活躍できないキャラが出てきてしまいます。そうなると確実にキャラの濃い義レン世界の面々に5世界の人々が食われることは目に見えていました。
「1」の第2部でも無理に70人以上の無双武将たち全員を出そうとしてほとんど出番がないキャラが出てきてしまい、最終決戦でも決戦前夜に一言喋ったキャラだらけになってしまいました。義レン世界ですでに出ている戦国の人々はともかく三国の皆さんはせっかく出てきたのに一部を除いて全然活躍しなかったことは流石に惜しいと思っていたため、その二の舞にはすまいと【ダテーズ】たちは留守番という形になりました。
ただ、綱元は長らく留守番だったため活躍の機会が他の【ダテーズ】の者たちと比べて圧倒的に少なく、おはようから~な【ダテーズ】が政宗だけ行かせるはずがないという意味合いもこめてメンバーに加わってもらいました。
そして各門の振り分けについてですが、5の合肥新城が3手に分かれて攻略するようになっていることを踏まえ、三国それぞれに分かれて攻略させることはすぐに決まりました。魏が西門になったのは西門が1番遠回りをするルートであるため、勝手を知る人間の方が都合がいいと思ったからで、正門はやはりあの動く床が待っているので呉の皆さんに知恵を絞って攻略してもらうことにし、東門は残りの蜀に決定。結局正門組も知恵の欠片もない強行突破になったわけですが。
あとは義レンジャーたちの振り分けですが、丁度9人なので3人ずつに分かれることにし、政宗・O兼続・綱元の3人は即決。他6人は最初は義トリオと年長組に分かれる予定でしたが、三成がいる組が正門組となった(後述)結果正門面子がボケっぱなしになってしまい、5呂蒙が非常に苦労しそうなので幸村と入れ替えで左近に来てもらうことになりました。
義レンジャーの各門の振り分けは、三成なら無駄に堂々と正門から真正面に行くと思ったので三成のいる組が正門組に、5司馬懿と5曹仁はO兼続共々D様の屋敷に世話になっているという設定なのでD様のいる組が西門組に、残る政宗たちの組が東門組になることに。
かくして最終決戦に赴くメンバーが決定するのでした。

■各々の活躍について

さて、今回はオロチ編の二の舞にならぬようちゃんと5世界の面々に活躍の場を与えること以外にもう1つ気をつけていたことがあります。それは、「ここは俺が引き受けるからお前は先に行け」を極力やらないことでした。
それは最初の特別編のときからすでに存在しており、「敵の城(基地)に攻め込む」ときには必ず発生していました。1人ないし2、3人ずつ離脱させることでお手軽に各々の見せ場をつくれるいい手段ではあるのですが、これをしてしまうと確実に5世界の人間から離脱することになってしまいます。そうなるとせっかくの自分たちの手で自分たちの世界を取り戻すという彼らの意気込みが台無しになってしまいますし、今回は準備万端の敵と対するのではなく混乱しているところを奇襲するという状況なので少しずつ離脱していくのはあまり状況に相応しくないだろうということで、できる限りしないという方向で書くことにしました。
ちなみに相手が混乱し迎撃準備が整っていないうちに奇襲という状況にしたのは、上手いこと妲己だけを倒すという状況を作るためです。準備万端の上真正面からの突入にしてしまうと、清盛だの悟空だの5世界の面々だのがもっと大勢配備されていないと敵の本拠地なのにおかしくなってしまうので。
西門組はあまりスキルも被らず、城外戦においても5夏侯惇の「強襲」で門をこじ開け、5司馬懿の「落石」と5夏侯淵の「斉射」で門の周りの敵を一掃し、D様が結界で矢を防ぎ、慶次がその視力で遠くの罠を事前に発見し、5曹仁の「防火」と幸村の発火能力で火炎砲台を突破と全員に活躍の場がありました。城内突入後も5夏侯淵の弓は主戦力になりましたし、5曹仁は優秀な盾として活躍。幸村と慶次は妲己を奇襲し、5夏侯惇と5司馬懿はD様と5諸葛亮も交えてドラマを展開するという風に満遍なく活躍できたと思います。
5司馬懿が途中で脱落したあのエピソードは、D左近と対峙する前にD三成の「たとえ他の誰かを見捨てようと、誰を敵に回そうとD様を守る」という決意を強調させるために入れました。それが5司馬懿になったのは相手が5諸葛亮だからであり、5諸葛亮が相手だったのは自分の身を犠牲にしてでも相手を阻むという行動を取りそうなのが既出の5世界の人間の中では5諸葛亮以外に該当しなかったからです。
なお当初は5夏侯惇が壁を破壊して脱出する予定でしたが、事前のシリーズで使ったあの縮小の術が使えることに気づきそちらに変更。そこの出番がなくなったため、代わりに5夏侯惇にはD様(とD三成)を慰める役目を担うことになりました。その結果最終的に彼が義レンジャー側の5世界の住人代表のような形になりましたが、それはそれでありかと思っています。
東門組は些かメカムネーに出番を食われてしまった節があります。5関羽と5張飛が同じ「強襲」で被っていたのもまずかったかと。
動く床でのO兼続と政宗の離脱については、O政宗との会話で余計な人間を挟みたくなかったことと5桃園義兄弟の絆を見せたかったこと、綱元も紛れもなくおはようから~な【ダテーズ】の一員であることを強調するためにああなりました。
その結果5ホウ統だけどうしてもおまけ感が漂ってしまったのが残念なところです。
正門組は義レンジャー側のメイン面子が集結している時点で最初から活躍が偏ってしまうことは覚悟していました。しかし、無双5において強力なスキル「斉射」持ちが2人に義レンジャー側の5世界の人間の中で唯一の「神速」持ちがいたことから、当初の予想よりは活躍の場を与えられたことかと思います。
ただ、他の組と比べると1人1人が薄くなってしまったのは事実なので、また別の機会にでも活躍の場を与えたいとは思っています。
……それにしても、「神速」1人に「落石」3人、「斉射」4人、「強襲」5人は流石に偏り過ぎました。特に「落石」は5曹操以外全員ですし。
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