更新履歴とか雑談とか近況とか。
もうこうなったら猛将伝前に最後まで行ってしまおうということでまた1話です。
幸村視点で、D様の世界において江戸城心中を幸村が受け入れた件について。
D様の世界において、大坂の陣でD様と幸村が接触することはありませんでした。それは互いにとって救われる道のチャンスを逃してしまったことになります。
D様は徳川の犬と成り果てた自分を幸村に見せたくない一心で幸村に会おうとはせず、幸村は武蔵に危険だと止められて断念してしまいました。最初から自分の意思で会わなかったD様よりも他人に止められて会わなかった幸村の方が会わなかったことへの後悔の度合いは大きく、それが心中を受け入れることに繋がっていってしまいます。
武蔵としても幸村の身を純粋に案じて止めていたのですが、やはりそれでも恨まずにはいられなくなるのが人間というもの。幸村も聖人君子ではないので、武蔵のことを恨んでいます。武蔵もそれがわかっていて、それ故に心中は完遂されそうになる(D様蘇生で心中にはならず)のですが……ここの事情は後で語ることにします。
次回は政宗視点。加害者側だった彼が最終的にD様を救おうとするに至るまでを書いていこうと思います。そしてその後に補章として、生存者から見たその後のD様の世界についても少し。
幸村視点で、D様の世界において江戸城心中を幸村が受け入れた件について。
D様の世界において、大坂の陣でD様と幸村が接触することはありませんでした。それは互いにとって救われる道のチャンスを逃してしまったことになります。
D様は徳川の犬と成り果てた自分を幸村に見せたくない一心で幸村に会おうとはせず、幸村は武蔵に危険だと止められて断念してしまいました。最初から自分の意思で会わなかったD様よりも他人に止められて会わなかった幸村の方が会わなかったことへの後悔の度合いは大きく、それが心中を受け入れることに繋がっていってしまいます。
武蔵としても幸村の身を純粋に案じて止めていたのですが、やはりそれでも恨まずにはいられなくなるのが人間というもの。幸村も聖人君子ではないので、武蔵のことを恨んでいます。武蔵もそれがわかっていて、それ故に心中は完遂されそうになる(D様蘇生で心中にはならず)のですが……ここの事情は後で語ることにします。
次回は政宗視点。加害者側だった彼が最終的にD様を救おうとするに至るまでを書いていこうと思います。そしてその後に補章として、生存者から見たその後のD様の世界についても少し。
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