今回は色とは違う話。
成実メモが９割登場話数埋めが終わった（あ行の一部とま行がまだ）のでボチボチ別の作業をと思い、長らくお待たせしていた番外編「【ダテーズ】の日常」に取り掛かろうかと思っています。
流石にお待たせしすぎたんで、成実視点で【ダテーズ】初期（「１」第１部終了付近、大体ツナがぶっ壊れる前）、政宗視点で【ダテーズ】中期（「１」と「２」の中間、大体政宗がゴールドになった辺り）、Ｏ兼続視点で【ダテーズ】後期（「２」第１部と第２部の中間、大体Ｏ兼続が普通に【ダテーズ】に入り浸るようになった頃）の３部作を予定。
基本的にギャグ進行ですが、予定調和を覆す前の成実の心境やらＯ兼続のＯ君呼びが定着する辺りやらを盛り込む予定。あくまでも予定。

ところで、成実（とＤ成実）とＤ左近はある意味対照的である意味非常に相似している存在だと思うんです（以下微妙にネタバレにつき折り畳みに続く）。

Ｄ左近：大事な人（Ｄ三成）を（肉体的な意味で）助けられなかった
Ｄ成実：大事な人（Ｄ政宗）を（精神的な意味で）助けられなかった

Ｄ左近：大事な人を助けられないまま自分だけ生き残ったので、蘇らせてでも救おうと思った
Ｄ成実：大事な人を助けられないまま自分だけ先に死んだので、次（＝義レン世界の成実）こそ救おうと思った

Ｄ左近：Ｄ三成以外自分の命すらどうでもいい
成実：政宗以外自分の命すらどうでもいい……と思っていたが、別なる大事な人（Ｏ兼続）の出現でそうじゃなくなった

Ｄ左近：Ｄ三成が復活不可能になったので暴走したが、Ｄ三成に止められた
成実：政宗が死亡したので暴走したが、Ｏ兼続に止められた

こうして並べてみるとやぱりＯの存在が大きかったのだなあ、と。もしＯがいなかったら（いても密接に関わらなかったら）そのうち成実がＤ左近と同じになっていたかもしれないし、逆にＤ左近にも大事な人が新たにできれば成実のように狂気を薄めることができたかもしれません。その辺り、やっぱりＯも「兼続」なんですよね。